2006年10月16日 (月)

ムナジロゴジュウカラ / カオジロゴジュウカラ

Nordnuthatch01_1

もう一枚、下と同じ White-breasted Nuthatch ちゃんです。
ネット上で世界の鳥の和名を検索できる「世界鳥名リスト」ではムナジロゴジュウカラ、三省堂『世界鳥名辞典』ではカオジロゴジュウカラの和名になっていて、両方が使われているようです。
確かに顔も胸も白いし「どっちでもいっか」って感じですが、過眼線のないゴジュウカラらしくないこのとぼけた表情を見ていると、わたしとしてはどうしたってこう命名したくなっていまうのです:

バケラッタゴジュウカラ!(爆)

英名 White-breasted Nuthatch
ドイツ語名 Carolinerkleiber

Sitta carolinensis

撮影地:ユタ州ブライスキャニオン国立公園

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2006年10月15日 (日)

ムナジロゴジュウカラ

ムナジロゴジュウカラ

マツの木の幹を下向きに降りてくる小鳥の姿が見えるでしょうか(笑)。北米にはゴジュウカラの仲間は4種類いますが、そのうちでもっとも体の大きいのが、このムナジロゴジュウカラです。

Nuthatchの名前は、この鳥がナッツ(nuts)のような堅い食べ物を樹木の幹の割れ目に押し込み(固定して)、くちばしで叩き割る(hatch)ことに由来します。

上の、間違い探しのような写真では姿がよくわからないと思いますので、ベランダのヒマワリの種をついばみに来たときのものを添えてみます。

06007_w_b_nuthatch_1

細長いくちばしが特徴的ですね。これで、コンコンとナッツなどを叩くわけです。もちろん、このくちばしで樹木の幹をほじくったりして虫も食べるそうですよ。

 White-breasted Nuthatch (E)
 Sitta carolinensis

撮影:ノースカロライナ州ダーラム(03.10.19, 04.2.9)

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2006年10月11日 (水)

エボシガラ

エボシガラ

エボシガラの仲間は北米に5種いることになっていますが、東海岸で見られるのはこの「エボシガラ」だけです。写真ではわかりにくいのですが、くちばしの上、額のところが黒くなっています。また、両脇腹の部分が淡いオレンジ色になっていて、これが学名のbicolorの由来なのでしょう。

"Titmouse"の語源について、古アイスランド語で「小さい」を意味する"titr"と、アングロサクソン語で「小さな鳥」を意味する"mase"という語の組み合わせであると書かれたものを読んだことがありますが、なにぶん現地の書店での立ち読みで得た知識でなので、出典が明らかでないうえに、この説の確かさについてはよくわかりません。

この説によれば、"titmouse"の"-mouse"は、「ねずみ」を意味する"mouse"とは語源を異にするので、複数形を"titmice"とつづることは、語源学的には首尾一貫しない、ということになるわけです。

・・・などと、ウンチク話を書きましたが、エボシガラにこんな話をしてみても、あの可愛らしい瞳をますますクリクリさせて、きょとんと首を傾けられてしまいそうです。すばしっこいカラ類のなかで、控えめで繊細なイメージのある野鳥です。

 Tufted Titmouse (E)
 Baeolophus bicolor Parus bicolor とされることもあります)

撮影:ノースカロライナ州ダーラム(04.2.8)

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2006年10月10日 (火)

ヒガシハイエボシガラ

Nordjunipertitmouse

1996年までは下のハイエボシガラと合わせて Plain Titmouse という名のひとつの種として扱われていました。体色がややグレー味に強いという以外には姿はそっくりなのですが、分布域や生息環境、鳴き声が異なり、オレゴン州の南東部からネバダ州、ユタ州、アリゾナ州、ニューメキシコ州に分布します。
その名の通り juniper (ビャクシン)やマツの乾燥した茂みを好みます。

Juniper

これがヒガシハイエボシガラの好きな juniper の樹です。

英語名 Juniper Titmouse
Baeolophus ridgwayi (  または Parus ridgwayi  )

撮影地:アメリカ合衆国ユタ州

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2006年10月 9日 (月)

ハイエボシガラ

Nordoaktitmouse

これもティットマウスちゃんの仲間、北米の太平沿い(オレゴン州の南からシエラネヴァダ山脈以西のカリフォルニア州そしてバハ・カリフォルニアにかけて)に生息する Oak Titmouse ハイエボシガラちゃんです。
その名の通り、オークの樹の茂るところにちいさな群で見かけることが多かったのですが、現地に住む人々の設ける餌台もよく訪れるそうで、とても親しまれているようです。

しかしドイツ語名 Schlichtmeise は「地味なカラ」という意味…(がっくり)。
もっともこれは、次に紹介するヒガシハイエボシガラと合わせてかつてひとつの種として扱われていた Plain Titmouse を翻訳した名のようです。

英語名 Oak Titmouse

Baeolophus inornatus  (これも Parus inornatus とされることもあります)

撮影地:アメリカ合衆国カリフォルニア州

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シロガオエボシガラ

Nordbridledtitmouse02

ちょっとヨーロッパのカンムリガラを彷彿させるこの子は、
北アメリカ大陸南部のアリゾナからメキシコにかけて生息するシロガオエボシガラ君です。
北アメリカ大陸には、このように冠羽を持つシジュウカラの仲間 Titmouse (エボシガラ)達と、冠羽を持たないシジュウカラの仲間 Chickadee 達が生息します。
このTitmouse という名は、ヨーロッパのシジュウカラ科一般を指す英名 Tit とは異なるので、ちょっと注意が必要です。

コマツグミの項でも話題に出ましたが、鳥の名前を指す英語は、ヨーロッパで使う時とアメリカで使う時とでズレの生じることが、ときどきあるのです。
これは、かつての植民者達が、新大陸の鳥に旧世界(ヨーロッパ)の鳥の名を使って新たな名前をつけたせいでしょう。
同じ理由から、フランス語の鳥の名も、ヨーロッパとカナダとでは異なる種を指すことが時々あります。

シロガオエボシガラは、山間部のふもとやキャニオン地帯のオークの樹の茂るところでよく見かけられます。
ゴジュウカラの仲間と群れていることが多いのは、ヨーロッパや日本のカラ類達と似ていますね。

英語名 Bridled Titmouse
ドイツ語名 Zügelmeise

Baeolophus wollweberi
 (近年 Parus wollweberi  と分類しなおす向きもあるようです)

撮影地:アメリカ合衆国アリゾナ州

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2006年10月 6日 (金)

コマツグミ

コマツグミ♂

英語の教科書シリーズをもひとつ。

「コマツグミは北米大陸でもっともありふれた鳥のひとつです。」

アメリカの各州にはさまざまな州のシンボルがあり、「州の鳥」というのもあります。このコマツグミを州の鳥にしているのは、コネチカット、ミシガン、ウィスコンシンの3州です。

コマツグミ♀

メスは、オスに比べて腹のオレンジ色が薄く、体色のコントラストも強くありません。

ヨーロッパのコマドリと似ていると北米大陸に入植した人たちが感じたのでしょう、Robinと呼ばれています。このため、この鳥の名前を「コマドリ」としているサイトをよく見かけますが、日本やヨーロッパにいるコマドリとは違う種類の鳥です。

Turdus migratorius  American Robin (E)

撮影 ノースカロライナ州ダーラム(04.2.23)

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オナガクロムクドリモドキ

Nordgrackle01 うぅぅ、悪そうな顔ですねぇ~!
プエルトリコのムクドリモドキ君の親戚です。
Grackle (ムクドリモドキ ) のなかまは南北アメリカ大陸に数多く分布し、こいつはアメリカ合衆国南西部からメキシコに掛けての地域を占拠しています。
言ってみればカラスのようにどこにでもいるので、色姿と合わせてはじめ「キミはカラスなの?」 と聞いてしまいました。(笑)

姿が黒いのはオスで、メスは光沢のある茶褐色。
体も一回りオスより小さいです。
街中でもよく残飯を漁ってますが、自然の中では水辺や湿地に生息し、コロニーで営巣します。そのやかましいこと!いや、かなり聞き応えのある電子音系の鳴き声なのですが…(笑)。

撮影地は、ニューメキシコ州とアリゾナ州のほぼ州境沿いの町 Lordsburg の駐車場です。

Great-tailed Grackle Quiscalus mexicanus  オス

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2006年10月 5日 (木)

ショウジョウコウカンチョウ

06002_northern_cardinal

英語の教科書みたいに紹介すると

「ショウジョウコウカンチョウは、合衆国東海岸でもっともありふれた鳥のひとつです」

となります。

名前は、カトリック教会の枢機卿の法衣の色(深紅)に由来します。大リーグ、セントルイス・カーディナルスのマスコットでもあります。

初めて見たときには、ものすごいものを見たような気がしてとても感動しましたが、しばらくしたら慣れました(笑)。

Cardinalis cardinalis Northern Cardial (E) オス

撮影 ノースカロライナ州ダーラム(04.1.13)

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イエスズメ

イエスズメ

1800年代の中頃にヨーロッパから移入され、
今では北米全土で大繁栄中!

Passer Domesticus House Sparrow (E) オス

撮影 カリフォルニア州サンフランシスコ(05.1.5)

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