2006年10月 6日 (金)

青いイソヒヨドリ

Euroblaumerle1

はじめ鳥の名をドイツ語や英語で知っていて、それから和名を調べて仰天することがよくあります。

Blaumerle というドイツ語名は「青いつぐみ」と言うような意味。
その名の通り全身青い美しい鳥として、ドイツの鳥好きたちの憧れです。
この姿に合ったどんな美しい珍しい和名がついているのだろうと
ワクワクしながら調べると:

「イソヒヨドリ」

!? イソヒヨドリならよく知ってます。日本の海岸によくいる青と赤の美しい鳥ではないですか。
「ちゃうやろっ!」と図鑑に向かって叫びました。学名だ、学名!

学名: Monticola solitarus

間違いなくイソヒヨドリです。な、なんで!?
それからあちこち探して、「アオハライソヒヨドリ」という亜種のあることを発見。
その学名は Monticola solitarus pandoo
東南アジアなどに生息するようですが、
どうもヨーロッパのものがそれなのかどうかはアヤシイのです。

というわけで未だに大いなる謎の青いイソヒヨドリ。
ちなみに「コシジロイソヒヨドリ」という日本のイソヒヨドリによく似たお腹の赤い別の種類も生息するので
ますますややこしい…。
自然め、複雑なことしやがって、という感じ(笑)。

イソヒヨドリは、ヨーロッパ、アフリカ、中近東の地中海沿岸の海辺に生息しますが、
水辺から離れた乾燥した岩場にも生息し、営巣もします。

英名 Blue Rock Thrush
フランス語名 Monticole merle-bleu
ドイツ語名 Blaumerle
イタリア語名 Passera solitaria
スペイン語名 Roquero solitario

Monticola solitarius オス

撮影地:ギリシャ

追記:亜種アオハライソヒヨドリは調べてみると、日本では南西諸島などでたまに見られる迷鳥で、世界的には地中海~ユーラシアにかけて分布しているらしいです。♂は上面と下面が同様に青い…と書かれていますが、それ以上の詳しい情報はあまり見つかりませんでした。

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イソヒヨドリ

Photo_5 イソヒヨドリというと、海辺で美しい囀りを聞かせてくれる美しい鳥だが、春の渡りの時期に山中で見た時は実際に目の前にいて、明らかにイソヒヨドリなんだけど頭の中で必死に違う種類を浮かべようとした自分がいた。

渡りの季節、恐るべし!

英語名 Blue Rock-Thrush

学名 Monticola solitarius

撮影地:北海道

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ヨーロッパコマドリ(幼鳥)

Rotkehlchen2

しかしヨーロッパコマドリの胸は赤い!という固定観念は見事に覆されました(笑)。
フランス語では rouge(赤い)gorge(喉)だし、 ドイツ語の Rot(赤い) kehl(のど)chen(ちゃん)も一緒。
この褐色の姿を初めて見たときは野鳥図鑑を必死で繰ってしまいました。
幼鳥は喉があかくないのです!
慣れてくると、表情、動き、姿勢などが親鳥にそっくりなのでわかるようになりますが
初めて春夏にヨーロッパの鳥をごらんになる方、要注意です(笑)。

晩夏から初秋にかけて換羽がはじまり、まずお腹が白く胸が赤くなってきます。
最後に顔と頭の羽が生え代わると出来上がり!?

Robin, Rotkehlchen, Rougegorge familier
Erithacus rubecula

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ツグミ

Photo_4 ツグミは一羽でいると寂しく感じる位、大抵群れでいる。

その群れを群れと認識しないで頑張って亜種ハチジョウツグミを探してみよう!

英語名 Dusky Thrush

学名 Turdus naumanni

撮影地:北海道

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ヨーロッパコマドリ(復習)

Rotkehlchen1

いや、ここでもう一回復習をしておきましょう(笑)。
って、いったいいつからここは学校になったんだ!? おかしいな、学校は嫌いなハズなのに…(爆)。

まあいいや。
どうでしょう、この「ボク、コマツグミとは違うよ!」とかわいらしく抗議する眼差し。
同じ Robin という名前でもヨーロッパと北米では全然違うでしょう?
第一大きさからして違います。コマドリちゃんの体長は12.5-14cm、だいたいシジュウカラと同じくらいです。
ただ胸が赤いというだけで アメリカのつぐみを Robinと名付けてしまったかつての植民者達の郷愁というのは
さぞ強烈なものだったのらどうなあ、と想像したりします。
ちなみにオーストラリアに植民したヨーロッパ人は郷愁のあまり、本当にヨーロッパコマドリを
当地に移入してしまい、こちらは外来種としてちょっと困ったちゃんな存在になっているのだとか…。

もうおわかりでしょうけれども、マザーグースにしばしば登場する「ロビン」君も
ヨーロッパのこの子を指しているわけです。

ちなみにイタリアでは珍味として高級レストランで食卓にあがってしまうことも…。
狩猟は禁止されているので密猟されたものですが、自然保護団体からの抗議が絶えません。
喰うなよ!

英語名 Robin  学名 Erithacus rubecula
ドイツ語名 Rotkehlchen
フランス語名 Rougegorge familier

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トラツグミ

Photo_3 クロツグミを投稿したのでトラツグミも!

トラツグミも枝の込み合ったとこにいる事が多い。

だからこういうすっきりした場所に出てくれてるとかえってこっちが戸惑ってしまったという(笑)

夜に鳴く鳥。

日本では「鵺(ぬえ)」という妖怪の声とされていたようだ。

英語名 White's Thrush

学名 Zoothera dauma

撮影地:北海道

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クロツグミ

Photo_2 ナンベイコマツグミも出てきて、こうなったらツグミ科続きで!

クロツグミの囀りは凄い。

美しく響く声質で長い歌を披露してくれる。

写真撮るよりも耳を傾けている時間が長いかもしれない。

英語名 Grey Thrush

学名 Turdus cardis

撮影地:北海道

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シロハラ

Photo_1 アカハラを投稿したので、ついでにシロハラを(笑)

マミチャジナイ・アカハラ・シロハラは大抵枝が混んだ場所にいるか、暗い林内で葉っぱをカサカサやっている。

しかし、早朝や雨降りは比較的見やすい場所にいる事が多いので嬉しい。

英語名 Pale Thrush

学名 Turdus pallidus

撮影地:北海道

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アカハラ

Photo マミチャジナイを投稿したので、また似てるアカハラを。

囀りを初めて聞いた時は、あまりにも図鑑で見た通りの「キョロンキョロンツィー」だったので驚いた。

英語名 Brown Thrush

学名 Turdus chrysolaus

撮影地:北海道

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マミチャジナイ

59 コマツグミが出たので、

以前から似てるなと思ってた種を。

マミチャジナイの中にもしコマツグミが混じってても果たして発見できるか。。。

自分には自信ないっす。

英語名 Eye-browed Thrush

学名 Turdus obscurus

撮影地:北海道

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コマツグミ

コマツグミ♂

英語の教科書シリーズをもひとつ。

「コマツグミは北米大陸でもっともありふれた鳥のひとつです。」

アメリカの各州にはさまざまな州のシンボルがあり、「州の鳥」というのもあります。このコマツグミを州の鳥にしているのは、コネチカット、ミシガン、ウィスコンシンの3州です。

コマツグミ♀

メスは、オスに比べて腹のオレンジ色が薄く、体色のコントラストも強くありません。

ヨーロッパのコマドリと似ていると北米大陸に入植した人たちが感じたのでしょう、Robinと呼ばれています。このため、この鳥の名前を「コマドリ」としているサイトをよく見かけますが、日本やヨーロッパにいるコマドリとは違う種類の鳥です。

Turdus migratorius  American Robin (E)

撮影 ノースカロライナ州ダーラム(04.2.23)

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2006年10月 5日 (木)

ヨーロッパコマドリ

Rotkehlchen

ヨーロッパコマドリの成鳥です。

西ヨーロッパでおそらくもっとも愛されている野鳥だと思います。
臆病そうに見えますが、実際にはひとのいる場所にもよく適応し、
人家の庭、都市公園、緑地などの薮の中によく姿を見かけます。
一年中見かけるので留鳥に見えますが、北方の個体はやや南方へ
短い渡りもしているようです。
春にはもちろん、秋や冬にもとても美しい声でさえずります。

Erithacus rubecula

Robin (英語)イギリスの国鳥
Rougegorge familier(仏語)
Rotkehlchen (ドイツ語)
Pettirosso (イタリア語)
Petirrojo (スペイン語)

7月にドイツで撮影しました。

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