青いイソヒヨドリ
はじめ鳥の名をドイツ語や英語で知っていて、それから和名を調べて仰天することがよくあります。
Blaumerle というドイツ語名は「青いつぐみ」と言うような意味。
その名の通り全身青い美しい鳥として、ドイツの鳥好きたちの憧れです。
この姿に合ったどんな美しい珍しい和名がついているのだろうと
ワクワクしながら調べると:
「イソヒヨドリ」
!? イソヒヨドリならよく知ってます。日本の海岸によくいる青と赤の美しい鳥ではないですか。
「ちゃうやろっ!」と図鑑に向かって叫びました。学名だ、学名!
学名: Monticola solitarus
間違いなくイソヒヨドリです。な、なんで!?
それからあちこち探して、「アオハライソヒヨドリ」という亜種のあることを発見。
その学名は Monticola solitarus pandoo
東南アジアなどに生息するようですが、
どうもヨーロッパのものがそれなのかどうかはアヤシイのです。
というわけで未だに大いなる謎の青いイソヒヨドリ。
ちなみに「コシジロイソヒヨドリ」という日本のイソヒヨドリによく似たお腹の赤い別の種類も生息するので
ますますややこしい…。
自然め、複雑なことしやがって、という感じ(笑)。
イソヒヨドリは、ヨーロッパ、アフリカ、中近東の地中海沿岸の海辺に生息しますが、
水辺から離れた乾燥した岩場にも生息し、営巣もします。
英名 Blue Rock Thrush
フランス語名 Monticole merle-bleu
ドイツ語名 Blaumerle
イタリア語名 Passera solitaria
スペイン語名 Roquero solitario
Monticola solitarius オス
撮影地:ギリシャ
追記:亜種アオハライソヒヨドリは調べてみると、日本では南西諸島などでたまに見られる迷鳥で、世界的には地中海~ユーラシアにかけて分布しているらしいです。♂は上面と下面が同様に青い…と書かれていますが、それ以上の詳しい情報はあまり見つかりませんでした。
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